2019年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻
リーダーシップ特論(Leadership in MOT)[2214]
2単位 新井 敏夫 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- リーダーの機能と資質について深く理解し、企業活動のあらゆる場面で、リーダーとして問題解決にあたることができるようになることを目的としている。マネジメント能力の根幹であるリーダーシップ能力を身につけ、課題解決のためのデザイン能力とチーム運営のノウハウを修得する。
Course Objectives: The course provides students with profound understanding of function and quality of business leaders. The course enables students to adopt leadership skills and apply them in problem solving with team.
(JABEE学習・教育到達目標) 「システムデザインプログラム」 (D)国際的にも通用するコミュニケーション力,リーダーシップなどの社会・人間関係スキルをもつ技術者・研究者を育成する:◎ JABEE基準1の(2)の内容 (a),(b),(e),(f),(g),(h),(i):○
- <授業計画及び準備学習>
- 1.[ガイダンス]リーダーシップは経営トップだけに必要なものか
2.目標設定について 準備学習 リーダーシップとマネジメントを比較しながら、組織目標について考察を行っておくこと 3.戦略・戦術について 準備学習 戦略・戦術の立案について、企業経営上優れた事例を調査しておくこと 4.組織作りについて 準備学習 組織能力の向上に果たすリーダーの役割について考察を行っておくこと 5.先見性について 準備学習 リーダーの先見性とはどういうことか、マネジメントと比較して過去の事例を探し出しておくこと 6.目的合理性について 準備学習 リーダーの資質としての目的合理性とはどういうことか、過去の事例を探し出しておくこと 7.リーダーの創造性について 準備学習 リーダーの創造性が発揮された場面について、過去の事例を調査しておくこと 8.勇気について 準備学習 勇気のないリーダーのもとでは何が起こるか、過去の事例を探し出しておくこと 9.情熱について 準備学習 リーダーの持っている情熱とはどういうことなのか、過去の事例を探し出しておくこと 10.忍耐力について 準備学習 忍耐力の重要性について、過去の事例を探し出しておくこと 11.リスクマネジメントについて 準備学習 危機に際してリーダーの果たす役割について考察を行っておくこと 12.悩みからの解放 準備学習 リーダーになった時の胃の痛くなるような体験を1000字以内にまとめておくこと 13.企業コンプライアンスについて 準備学習 プロフェッショナルの倫理について調査しておくこと 14.企業を取巻くステークホルダーとの関係について 準備学習 ステークホルダーと企業家の関係について調査しておくこと
1. Introduction; leadership is only for managers? 2. Goal settings 3. Strategy and tactics 4. Organizing a team 5. Visionary leaders 6. Goal-oriented approaches 7. Innovation through leaders’ eye 8. Valiant leaders 9. Passion 10. Patience 11. Risk management 12.Work off stress 13. Corporate compliance 14. Managing stakeholders
- <成績評価方法及び水準>
- 中間レポートの配点が50点。期末の課題レポートの配点が50点。合計100点満点中、60点以上を合格点とする。 またはA+からFまでの6段階評価を行い、D以上を合格とする。
チームで課題解決にあたる際のマネジメント能力やデザイン能力についての理解は、上記の評価基準を満たせば達成される。
- <教科書>
- 特に指定しない。 必要に応じてプリント等を配布する。
- <参考書>
- 「マイライフ クリントンの回想」ビル・クリントン 朝日新聞社
- <オフィスアワー>
- 毎週木曜日15時から17時 技術経営研究室(新宿 A-2777)
事前にメールでアポイントを取ることが望ましい。 Email;michael_lee_arai@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 将来起業家や技術リーダーを目指す学生はぜひ受講してください。授業はディスカッションを中心に行います。就職に強いと言われる大学の学生には、共通して大人との会話に慣れていて適切な自己表現ができるという特徴があります。建設的なディスカッションの方法を身につけたい学生もぜひ受講してください。
ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2019 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|