2019年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻

アントレプレナーシップ特論(Advanced Lecture on Entrepreneurship)[0023]


2単位
新井 敏夫 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/12/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
オムニバス形式で、数名の起業家に企業経営上の工夫や失敗事例、成功事例を紹介してもらう。起業についての注意点や経営上のノウハウを直接起業家から学ぶ。合わせて企業倫理についても理解を深める。 起業家は企業の発展段階に応じて、既に上場を果たしている大企業の経営者、創業期を脱出して新たな離陸期を迎えている経営者、創業期の経営者の各段階の経営者にご講演いただく予定。

Course Objectives:
This course is an omnibus lecture series; a single subject is taught by several guest lecturers who are active in the practical field. The course invites several entrepreneurs each of whom brings different background and perspective in running startup business. The course outlines common startup problems and discusses possible solutions.

(JABEE学習・教育到達目標)
「システムデザインプログラム」
(D)国際的にも通用するコミュニケーション力,リーダーシップなどの社会・人間関係スキルをもつ技術者・研究者を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容
(a),(b),(e),(f),(g),(h),(i):○

<授業計画及び準備学習>
夏季集中講義を行う。日程は8月9日金曜日、8月10日土曜日、8月13日火曜日の三日間。
Intensive summer seminar:
2019/8/9,10,13

2018年度(昨年度)の講演者は以下の通り。以下氏名五十音順。
 
・渇i谷園ホールディングス 常務執行役員 京 裕信 氏(食品会社 大企業)
・潟eクノネット 代表取締役社長 坂井 常雄 氏(スポーツ番組テレビ技術プロダクション 離陸期)
・セールス・オンデマンド梶@取締役 徳丸 順一 氏(irobot 販売会社 離陸期)
・潟Iーエフ 代表取締役社長 西山 統 氏(エンジニアリング会社 大企業)
・潟Oロービス・キャピタル・パートナーズ 最高執行責任者 今野 穣 氏(独立系ベンチャーキャピタル)
・潟pラダイムシフト 代表取締役社長 百田 浩志 氏(観光・ホテル事業コンサルティング 離陸期 )

<成績評価方法及び水準>
各講義についてのレポート提出による。 60点以上を合格とする。またはA+からFまでの6段階評価を行い、D以上を合格とする。

<教科書>
指定しない

<参考書>
指定しない

<オフィスアワー>
毎週木曜日15時から17時。
事前にメールで連絡をすることが望ましい。
mail:michael_lee_arai@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
6人の講師によるオムニバス形式の講義であるため、昨年度の受講生の声の一部を掲載します。(以下敬称略)
「西山先生のお話を聞いて、私は自分の目標設定の低さに気が付きました」(機械工学専攻 Y.O.)
「自分の限界を自分で勝手に決めて、チャレンジする精神が欠けていたかもしれないと、自分を見つめなおすことができました。」(機械工学専攻 Y.K.)
「この瞬間がもしかすると将来の私の初めてのきっかけになっているかもしれない」(機械工学専攻 N.D.)
「授業の中で仕事に関する考え方が大きく変わり、とても貴重な時間となった」(機械工学専攻 M.S.)
「目に見えているものはすべて過去という着眼点など、経済や経営の考えが変わりました」(機械工学専攻 Y.T.)
「夢なんて今ではすっかり考えなくなってしまっていたことを気づかせていただきました。せっかく大学院まで進学したので、もっと自分の将来のこと、自分が大切にしたいこと、たくさん考えていきたいです。」(電気電子専攻 O.S.)
「この教室にいる誰よりも、百田先生は、パワーがあるなと感じた」(電気電子専攻 K.K.)
「自分自身の未来を守る責任感について、身に染みて感じました」(機械工学専攻 T.Y.)
「イノベーションとは、ただ発明をすることでなくて、新しいアイデアから価値を創造し、社会に良い変化をもたらすことであると、初めて実感しました」(機械工学専攻 D.N.)
「本日の講義のおかげで、自分の中のキャリア形成が大きく変わりました」(機械工学専攻 T.Y.)
「問題がないというのは、理想のない人間ということである」(機械工学専攻 O.Y.)
「私も、生きるから生き切るに変えていこうと思います。」(機械工学専攻 N.D.)
「今までは理想やあるべき姿について、考えていなかったのかもしれません。それゆえ「ギャップ」を感じることができずに、問題を正確にとらえられなかったと実感しました」(機械工学専攻 U.A.)
他、多数。


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