2018年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

ユビキタス特論(Ubiquitous Network)[2504]


2単位
大塚 裕幸 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
授業のねらいは以下のとおりである.
・ユビキタスネットワークに係わる基礎的な事項とその概念,構成技術,システム化技術を理解する.
・ユビキタスネットワークの例として,移動通信ネットワーク,無線LAN,IoT・センサーネットワークのシステム構成と要素技術を習得する.
This is a graduate-level ubiquitous technology course. The course provides the knowledge and system-configuration for ubiquitous network.

具体的な到達目標は以下のとおりである.
・これまでのユビキタスネットワークの特徴,システム構成,サービス仕様を理解し説明できる.
・第5世代移動通信システムおよび次世代Wi-Fiの目標,要素技術,および予想される効果について理解し,科学的に説明できる.
・最新の研究開発動向をもとに,未来の情報通信ネットワークについて科学的に語ることができる.
On completion of this course, the student should be able to:
・Have an awareness of knowledge of various types of wireless systems.
・Have an awareness of technical requirements for ubiquitous networks.

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス,ユビキタスとは何か
2.携帯電話ネットワーク,スマホの世界動向
3.第5世代移動通信ネットワーク5Gのシステム構成
4.5Gの要素技術
5.無線LAN(Fi-Fi)
 以下,輪読を含む
6.MWC2018の技術トピック
7.IoTの基礎1
8.IoTの基礎2
9.エッジコンピューティングとクラウドコンピューティング
10.CES2018の技術トピック
11.AIエッジコンピューティング
12.ウエアラブル端末
13.車と情報通信の融合
14.研究成果の振り返り

Subjects in the course:
1. Guidance, What is Ubiquitous
2. Worldwide mobile trends
3. 5G mobile systems
4. Technologies in 5G
5. Wireless LAN
6. Topics in MWC2018
7. IoT 1
8. IoT 2
9. Edge computing, Cloud computing
10. Topics in CES2018
11. AI + Edge computing
12. Wearable devices
13. Car with IT
14. Reviewing of the course

<成績評価方法及び水準>
原則,レポートの成績により判断する.また,輪講・輪読の発表および出席も勘案する.
Evaluation:
Students must submit a report at the end of term.

<教科書>
指定教科書なし.

<参考書>
指定参考書なし.

<オフィスアワー>
火曜日 16:50〜17:20 新宿校舎A−2277

<学生へのメッセージ>
配布資料,あるいはパワーポイントで作成した講義資料に基づいて講義を行う.内容は,企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む.


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