2017年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻

アントレプレナーシップ特論(Advanced Lecture on Entrepreneurship)[0023]


2単位
新井 敏夫 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/19

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
オムニバス形式で、数名の起業家に企業経営上の工夫や失敗例、成功例を紹介してもらう。これにより起業についての注意点や経営上のノウハウを学ぶ。合わせて企業倫理についても認識を深める。 起業家は企業の発展段階に応じて、既に上場を果たしている大企業の経営者、創業期を脱出して新たな離陸期を迎えている経営者、創業期の経営者の各段階の経営者にご講演いただく予定。

Course Objectives:
This course is an omnibus lecture series; a single subject is taught by several guest lecturers who are active in the practical field. The course invites several entrepreneurs each of whom brings different background and perspective in running startup business. The course outlines common startup problems and discusses possible solutions.

(JABEE学習・教育到達目標)
「システムデザインプログラム」
(D)国際的にも通用するコミュニケーション力,リーダーシップなどの社会・人間関係スキルをもつ技術者・研究者を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容
(a),(b),(e),(f),(g),(h),(i):○

<授業計画及び準備学習>
夏季集中講義を行う。日程は7月28日金曜日、7月29日土曜日、8月1日火曜日の三日間。
Intensive summer seminar:
2017/7/28,29,8/1

2016年度(昨年度)の講演者は以下の通り。以下氏名五十音順。

・潟eクノネット 代表取締役社長 坂井 常雄 氏(スポーツ番組テレビ技術プロダクション 離陸期)
・セールス・オンデマンド梶@取締役 徳丸 順一 氏(irobot 販売会社 離陸期)
・潟Iーエフ 代表取締役社長 西山 統 氏(エンジニアリング会社 大企業)
・潟Cノベスト 代表取締役社長 松岡 洋佑 氏(教育コンサルティング会社 学生起業)
・潟pラダイムシフト 代表取締役社長 百田 浩志 氏(観光・ホテル事業コンサルティング 離陸期 )
・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム梶@代表取締役社長 矢嶋 弘毅 氏(インターネット広告 上場企業)

<成績評価方法及び水準>
各講義についてのレポート提出による。 60点以上を合格とする。

<教科書>
指定しない

<参考書>
指定しない

<オフィスアワー>
毎週木曜日15時から17時。
事前にメールで連絡をすることが望ましい。
mail:michael_lee_arai@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
私からのメッセージにかえて、レポートに記載された昨年度の受講者の声を転載します。
「チャレンジ精神を持ちたいと思った。チャレンジ精神を持たないと成長が止まる」(機械工学専攻 S君)
「コロンブスの卵のような話を聞けて、貴重な体験ができた」(機械工学専攻 SA君)
「未来を考える力があってこそ、事業が成功する」(機械工学専攻 SB君)
「就職するということは自分の時間をその会社に投資すること、という考え方に衝撃を受けた」(機械工学専攻 T君)
「情報がどれだけ重要なものであり、情報が人の先入観を変化させる大きな要素であることを実感することができた」(電気・電子工学専攻 K君)
「着眼点を変えることで新しいことが見えてくるということを強く感じた」(電気・電子工学専攻 KA君)
「私は今まで、日本のこれからについても自分のこれからについても少しも考えていませんでした」(電気・電子工学専攻 N君)
「今まで目標年収や身の振り方を真剣に考えてこなかったことに愕然とした」(情報学専攻 M君)
「人の先頭に立った人にしかビジョンが見えていないという意味が良く理解できた」(システムデザイン専攻 I君)
「理想を持っていない人には問題は認識できないことが良く分かった」(機械工学専攻 K君)
「未来を見る人にしか見えない現実があるという言葉が印象に残った」(機械工学専攻 SC君)
「変化への対応力がとても重要であると感じた」(電気・電子工学専攻 U君)
「変化対応力とグローバル対応力は今の社会人には必要不可欠なものだと思った。」(電気・電子工学専攻 NA君)


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