2016年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻
☆環境マネジメント工学特論(Environmental Management)[4102]
2単位 稲葉 敦 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 企業の環境活動の現状を知り、あるべき姿を考察する。企業人として、また社会人として、企業と社会、それを構成する人間の関係を考える。以下の到達目標を達成する。
・ISO/TC207で定められている環境マネジメントのツールについて基礎的知識を得る。 ・企業の環境マネジメントのあり方を考える能力を得る。
※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。
(JABEE学習・教育到達目標) 「システムデザインプログラム」 (A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎ (B)幅広い視野を身につけるための関連領域(技術経営,知財,マネジメント等)に関する知識と認識をもち,高度なオペレーション能力を身につけた人材を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容 (c),(d),(e):◎ (a),(b),(g),(h),(i):○
- <授業計画及び準備学習>
- 以下の項目についての講義を行う。
1.環境問題の歴史(復習) 2.環境問題と企業の関係(概要) 3.環境倫理 4.環境に関するリスク 5.CSRとガバナンス 6.ISO/TC207の構成 7.EMS 8.LCAの枠組み 8.LCAの実施方法 9.環境ラベル 10.環境影響の統合化 11.環境効率 12.カーボンフットプリント 13.循環型社会と持続可能な消費 14.授業の振り返り
- <成績評価方法及び水準>
- 3、4回程度のレポート提出(合計20点)と試験(80点)で評価する。講義の周辺を自分で調査することと、そこで得たこと並びに考えたことの報告を重視する。
- <教科書>
- 特に指定しません。
- <参考書>
- 適宜指示します。
- <オフィスアワー>
- 新宿19階1977です。月曜日10:00〜12:00
- <学生へのメッセージ>
- 企業の環境活動のあるべき姿について一緒に考えましょう。
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