2016年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻
グルーバル・キャリア・パス(Global Career Path)[3217]
2単位 浦 亜弓 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- ボーダーレスなビジネスの世界でグローバルに活躍するためには、国内外関係なく自分の能力を発揮できることが重要である。そのためには、エンジニアリングのテクニカルなスキルを有するだけではなく、自分の考えや信念をしっかりと持ち、異文化の中でもその想いや考えを伝えられなければならない。そして多様な人たちと働くためには、さまざまな相違点を表面上だけで判断せず人々の本意や真意を理解しようとする意識や心構え持つ事が重要である。 本コースでは、学生たちが主体性を持って学べるよう実際のビジネス社会で実施されている講義を通じて、グローバルに活躍できる人材となるために必要な知識やスキルを習得していく。さらに社会人になるに当たり、自分が仕事に何を求めているか、仕事を通じて何を達成したいのか?という問いについてもキャリア理論を論じながら具体的に考えていく。グローバルな環境で仕事をすることに興味と関心を持ち、気後れすることなく適応できる心構え、意識を醸成する。
(JABEE学習・教育到達目標) 「システムデザインプログラム」 (D)国際的にも通用するコミュニケーション力,リーダーシップなどの社会・人間関係スキルをもつ技術者・研究者を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容 (a),(b),(e),(f),(g),(h),(i):○
- <授業計画及び準備学習>
- 1. グローバル化の現状理解と具体例の検証(ビジネス社会の現状把握)
2. キャリア論の理解と自己分析(仕事に何を求めてるのか)、モチベーションマネジメント理解 3. マルチカルチャー理解と具体事例の検証 パート1(異文化コミュニーション) 4. マルチカルチャー理解と具体事例の検証 パート2(異文化コミュニーション) 5. ダイバーシティ&インクルージョン理解(ビジネス社会の現状把握) 6. ダイバーシティ&インクルージョン実践にむけてのディスカッション 7. コンフリクト理解と解決のためのスキル習得 パート1(コンフリクト・マネジメント) 8. コンフリクト理解と解決のためのスキル習得 パート2(コンフリクト・マネジメント) 9. Win-Winの関係構築のための自己主張 パート1(アサーティブ・コミュニケーション)理解と自己分析 10. Win-Winの関係構築のための自己主張 パート2(アサーティブ・コミュニケーション)理解とスキル習得のための演習 11. Win-Winの関係構築のための自己主張 パート3(アサーティブ・コミュニケーション)実践にむけてのための演習 12. グローバルに通用するプレゼンテーションスキルの習得のための演習 13. 国際的な場面で通用するグループディスカッション・ファシリテーション・スキル習得のための演習 14. コースサマリー、ケーススタディ、グループディスカッションと最終プレゼンテーション
- <成績評価方法及び水準>
- ・課題レポート提出を求め、理解と考察レベルから判定する。 なお課題レポートは期限内であれば希望すれば再提出が可能なので、レポートは納得いくまで書き直すこともできる。
・授業参加への積極性、演習発表内容も評価の対象となる。 ・正当な理由のない遅刻、欠席は減点対象となることがある。
- <教科書>
- 授業ごとにパワーポイントで作成したテキストを配布。
- <参考書>
- ロバート・E・アルベルティ/マイケル・L・エモンズ、「自己主張(アサーティブネス)トレーニング」、東京図書
谷口真美、「ダイバーシティ・マネジメント」、白桃書房 山口一男、「ダイバーシティ」、東洋経済新報 狩野みき、「世界のエリートが学んできた『自分で考える力』の授業」
- <オフィスアワー>
- 授業の後に教場で。事前にメールで連絡を入れることが望ましい。
受講学生には別途メールアドレスで連絡可能とする。 メールアドレスは右記の通り: aura620@gmail.com
- <学生へのメッセージ>
- 私は人事コンサルタントとして大手企業で研修を数多く実施している。「グローバル・キャリア・パス」では、実際の企業がどのようにグローバル化に対応しているかを伝えたい。その上で、グローバル化に対応できる社会人が有する知識、心構え、スキルは何かなどをレクチャーのみならず、ディスカッションや演習を通して理解しすき習得
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