2016年度工学院大学大学院・建築学専攻

人間環境計画特論(Theory of Global Environmental Architecture)[5103]


2単位
境野健太郎 准教授  
最終更新日 : 2018/12/19

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
本講義は、人間と環境の関係を一体的に理解し、安全で快適な人間環境のあり方を持続可能な共生の視点により捉え、新しい社会を創造する力を涵養することを目的とする。そのために、人々が暮らす「住まい」から「地域」や「都市」に至る人間環境に存在する課題を取り上げ、地域文化や風土に根差した環境親和性の高い解決手法を探ることを行う。

<授業計画及び準備学習>
下記の内容に加え、講義内容の理解に必要な一般教養や社会常識、あるいは時事問題などを説明するとともに、講義した内容を理解し、敷衍して考える力を身につけられるよう、講義内容へのコメントを求めたり小課題を課したりすることで、講義内容を理解しているか確認する時間を毎回の授業に設ける。
また、人間環境に関する基礎知識について学習する講義形式の授業と、各自が調べ、考え、まとめてきた内容を発表し、議論をすることで、人間環境に関する理解を深める発表形式の授業を、並行して行う。

04/08(金)第01回 ガイダンス 「人間環境」の概念について
04/15(金)第02回 地域文化の継承とサスティナビリティ
04/22(金)第03回 風土と地域文化
05/06(金)第04回 歴史的資産の継承とまちづくり
05/13(金)第05回 近代化と景観論争
05/20(金)第06回 景観の美的秩序の解読
06/03(金)第07回 人口問題と環境親和性
06/10(金)第08回 高齢期の生活空間論
06/17(金)第09回 障害とノーマライゼーション
06/24(金)第10回 超高齢社会における成熟と衰退
07/01(金)第11回 安心・安全な暮らしと環境デザイン
07/08(金)第12回 防災計画と復興のまちづくり
07/15(金)第13回 生活様式に息づく減災のデザイン
07/22(金)第14回 学習内容の振り返り:
 準備学習:前回までの総復習を行う

<成績評価方法及び水準>
レポートと演習中の発表により総合的に評価する。

<教科書>
指定教科書なし。

<参考書>
指定教科書なし。参考となる文献については、講義の中で適宜紹介する。

<オフィスアワー>
毎週木曜日13:00〜13:30、新宿キャンパス、25階A-2573号室
講義の前後、または事前に sakaino☆cc.kogakuin.ac.jp まで連絡すること。(☆を@に直してください)


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