2016年度工学院大学大学院・建築学専攻
建築設計演習A(Studio Work A)[0021]
2単位 澤岡 清秀 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 学生が、実務的な内容を含む設計競技(アイティア・コンペの類を除く)等に、競技が求める実務レベルを備えた作品を提出することにより、設計実務に関する習得状況を自ら確認することを目的とする。多数ある「競技設計」の中から比較的小規模な「木構造」課題を選び、応募することで木造建築設計の実務と客観的な自己能力の評価を知る。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.学生が、各自参加したい設計競技の要項を提示し、そのテーマについて教員に説明する。
2.設計競技のテーマについて調査研究した成果をプレゼンし、教員と議論する。 3.テーマに対する自分のコンセプトをプレゼンし、教員と議論する。 4.コンセプトに基づいた異なる視点からの設計案を3点〜5点提示する。 5,教員の指導を受けながら、設計案を2案に絞る。 6.2案をそれぞれ展開して、スケッチ、模型等を制作し比較検討する。 7.ひきつづき、2案をそれぞれ展開して、スケッチ、模型等を制作し比較検討する。 8. 2案から1案に絞り、さらに深く掘り下げる方法を検討する。 9.提出図面のラフを作成し検討する。 10. 提出図面のレイアウト、シートの構成、過不足がないかどうかのチェックをおこなう。 11. 提出図面の仮提出。教員がチェックしてダメだしを行う。 12. ひきつづき、提出図面のブラッシュアップ。教員がチェックしてダメだしを行う。 13. タイトル、コンセプト表現方法の再チェックから最終図面の制作。 14. 最終提出図面の制作継続。 15. 最終提出図面の提出発送。
主催者側の正式審査の終了後、審査結果を証明する書面とともに、作品をつくる段階に描いたスケッチ、最終提出図面等を所定の書式(A3横使い)にまとめ、コンペ指導教員の署名捺印を得てから、授業担当教員へ提出すること。
- <成績評価方法及び水準>
- 対象としたコンペへの作品の提出が単位の最低条件となる。提出した作品の完成度並びにコンペの結果によって、成績を定める。
- <教科書>
- 特になし
- <参考書>
- 特になし
- <オフィスアワー>
- 前期は、水曜日3限 新宿2677室
後期は、金曜日5限 新宿2677室 Email: sawaoka@cc.kogauin.ac.jp
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