2016年度工学院大学大学院・建築学専攻
建築実務特論(Professional Practice)[0009]
2単位 澤岡 清秀 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- ◆大学院教育への実務建築家の参加
◆大学院教育における専門職業教育課程の確立 ◆異なる大学間の教科単位の相互認証 ◆学部終了後、大学院入試前における実務訓練と経験 ◆設計事務所における設計課題演習の実施
- <授業計画及び準備学習>
- JIAオープンスクールと呼ばれるこの講座は、工学院大学・芝浦工業大学・東京都市大学・東京電機大学・日本大学・法政大学の6大学大学院における共通講座として開設された合同プログラム。大手組織事務所の第一線で活躍する建築家を中心として、最新の情報に基づく実務教育が受けられる。日本建築家協会(JIA)のとりまとめにより、参加事務所は、日建設計、日本設計、久米設計、山下設計など。
■今年度は、8月1日〜5日までの5日間<詳細は開講直前に決定する> ■実施プログラムは、過去の例を次に示す。<担当者及び内容等は変更される予定>
1.本講座開設の主旨及び設計者の役割 2.建築設計と法規 防災計画 3.各種開発手法(再開発、特定街区、総合設計) 4.建築デザインについて1 5.設備設計(環境問題と設備計画)地球環境と設計者の役割 6.建築デザインについて2 8.建築デザインについて3 9.構造計画 10.現場見学 11.照明デザイン 12.ランドスケープデザイン 13.設計監理業務と設計者の役割 14.最近の建築界のテーマ(ISO9000S,ISO14001) 15.建築設計とコストコントロール、工事発注方式と契約 16.施工側から設計者に望むこと 17.建築デザインについて4 18.CM(PM)について 19.音響設計について 20.最終日:まとめ・交流会 (受講生+講師全員+各大学担当教員)
- <成績評価方法及び水準>
- 日本建築家協会(JIA)事務局が確認する出席状況と、毎回の講義レポート、ワークショップの成績により評価する。
- <教科書>
- 教材・テキストは、各講師が最新の情報をもって提供する。
全受講者は、手分けして各講師と打ち合わせの上、責任を持って用意する。このことも各講師や他大学との交流につながる。
- <参考書>
- 特になし
- <オフィスアワー>
- 水曜日3限 新宿2677室
Email: sawaoka@cc.kogauin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 講義は5日間の集中講義として実施する。工事現場見学などの状況から受講人数に制限があり、欠席は許されないので希望者は注意すること。チームを組んでワークショップなどの企画もあり、大学相互の交流・懇親の良い機会となる講座である。
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