2016年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻
☆電気機器特論(Electrical machinery and equipment)[5204]
2単位 森下 明平 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 最近脚光をあびている新・省エネルギー電磁力応用システムについて最新の技術を学ぶ。低炭素社会へ向けて機器の省エネ化が促進されつつあり,それにはどのような技術・装置があるかを知る。
- <授業計画及び準備学習>
- 01 電気機器に求められるもの
02 IPMSMモータ (1) 原理・構成 03 IPMSMモータ (2) ベクトル制御(αβ変換,dq変換) 04 IPMSMモータ (3) ベクトル制御(三相交流電圧方程式の線形化) 05 IPMSMモータ (4) ベクトル制御(id=0制御,最大トルク/電流制御) 06 IPMSMモータ (5) ベクトル制御(最大トルク/磁束制御,弱め磁束制御) 07 IPMSMモータ (6) ベクトル制御(力率1制御,最大効率制御) 08 IPMSMモータ (7) 制御法と出力範囲(電圧・電流制限時の最大出力制御) 09 IPMSMモータ (8) 制御法と出力範囲(最大出力制御運転特性) 10 IPMSMモータ (9) 制御法と出力範囲(高効率最大出力制御) 11 磁気浮上 (1) 各種方式と基本原理 12 磁気浮上 (2) 超電導誘導反発式 13 磁気浮上 (3) 常電導吸引式 14 学習成果の振り返り:前回までの総復習を行う。
輪講形式で講義を行うので、必要に応じて配布する資料および教科書を事前に読んで理解しておくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 課題に対するレポート提出にて成績を評価する(100点満点)。60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 武田洋次・松井信行・森本茂雄・本田幸夫 共著「埋込磁石同期モータの設計と制御」オーム社
- <参考書>
- ・電気学会 磁気浮上応用調査専門委員会 編「磁気浮上と磁気軸受」コロナ社
・電気工学ハンドブック 電気学会編 オーム社
- <オフィスアワー>
- 木曜日 15:00〜16:00 (八王子 5号館 5-501号室)
- <学生へのメッセージ>
- 電気機器を思い通りに制御するにはどんな原理が用いられているかを学びますが、研究課題に対して専門知識をどう生かしたらいいのかを学ぶことになります。
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