2016年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻
☆電力システム特論(Electric Power System Engineering)[4206]
2単位 野呂 康宏 教授
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 大規模なシステムである電力システムを構成する送電線、変圧器、同期発電機について理解する。
電力システムの解析手法についてどのようなものがあり、どのようなことが解析できるか学ぶ。特に、潮流計算,瞬時値解析,実効値解析,電圧安定性解析、周波数変動解析について理解を深める。 新しい技術として検討されているスマートグリッド,マイクログリッドについて理解する。
※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。 (JABEE学習・教育到達目標) 「システムデザインプログラム」 (A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎ JABEE基準1の(2)の内容 (c),(d):◎ (b),(e),(g):○
- <授業計画及び準備学習>
- 1 電力システムの特徴と役割
2 送電線と変圧器の等価回路と単位法 3 同期発電機(1) 構造と定式化 4 同期発電機(2) 定式化と特性 5 発電機制御装置 励磁制御装置と速度制御装置 6 電力システムの解析手法 7 潮流計算 8 瞬時値解析 9 実効値解析 10 電圧安定性解析 11 周波数変動解析 12 電力システムへの新技術応用(1) マイクログリッド 13 電力システムへの新技術応用(2) スマートグリッド 14 学習成果の振り返り
- <成績評価方法及び水準>
- 課題に対するレポートや期末試験等により評価する。
100点満点で60点以上を合格とする。
- <教科書>
- なし。講義資料を必要に応じて配布する。
- <参考書>
- なし。必要に応じて講義の中で紹介する。
- <オフィスアワー>
- 金曜日 16:30−18:00 (新宿キャンパスA2377)
オフィスアワー以外の場合は予めメールを戴きたい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|