2016年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

アクセスネットワーク工学特論(Access Network Engineering)[1304]


2単位
杉山 隆利 教授  
最終更新日 : 2018/12/19

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
アクセスネットワークのほとんどが無線システムで構成されている現状から、無線アクセスネットワーク間での干渉問題を解決する干渉回避・干渉補償の技術的な特徴を理解し、実システムへの適用事例等から、今後の技術的な動向について考察します。具体的には基本的な干渉回避・干渉補償技術の適用領域、構成やその効果を理解し、説明できることを目標とします。

<授業計画及び準備学習>
本授業は輪講形式で行います。従って原則、欠席は認めません。

1.ガイダンス
2.無線アクセスネットワークにおける干渉低減技術
3.帯域分散伝送
4.スペクトル抑圧伝送
5.セル間干渉キャンセラ
6.NOMA
7.無線ネットワークコーディング
8.PI型アダプティブアレーアンテナ
9.分散アレーアンテナ
10.MU-MIMO
11.Massive MIMO
12.無線LANメッシュ
13.無線LAN端末グルーピング
14.学習成果の確認レポート

<成績評価方法及び水準>
自担当の輪講時のプレゼンテーションと質疑応答を50点、学習成果の確認レポートを50点で評価し、全体で60点以上の者に単位を認めます。

<教科書>
指定教科書はありません。

<参考書>
指定参考書はありません。

<オフィスアワー>
金曜日16:00-18:00 新宿校舎A-2276(アクセスネットワーク研究室)


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved.