2016年度工学院大学大学院・化学応用学専攻
生物資源化学特論(Bioresource Chemistry)[5501]
2単位 菅原 康里 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 植物や動物由来の物質は、古くから再生産可能な資源として、人類に利用されてきた。近年、石油資源枯渇の可能性や地球環境の問題から、天然物質が見直されている。生物資源化学特論ではセルロース、でんぷん、キチン・キトサンが化学工業で用いられている現状、将来の展望を述べる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.セルロースの化学
2.レーヨン 3.キュプラ 4.アセテート 5.サルファイトパルプ(SP) 6.クラフトパルプ(KP) 7.製紙 8.セルロース誘導体 9.でんぷんの化学 10.でんぷん誘導体 11でんぷんの糖化 12.キチン・キトサンの化学 13.キチン・キトサン誘導体 14.キチン・キトサンのオリゴ糖 15.学習成果の確認(レポート課題作成)
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回行う小テスト(80%)、レポート課題(20%)で評価する。
- <教科書>
- プリントを配布する。
- <参考書>
- セルロースの事典 (セルロース学会/編集) 澱粉科学の事典(不破英次/編集) キチン、キトサンハンドブック(キチン、キトサン学会/編集)
- <オフィスアワー>
- 前期:月〜金(17時〜18時)、後期:月〜木(17時〜18時) 17-351
- <学生へのメッセージ>
- 成績評価では、毎回行う小テストでの重みが高いので、授業に出席すること。
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