2016年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

有機合成化学特論(Synthetic Organic Chemistry)[4404]


2単位
南雲 紳史 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/19

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
前半では、学部で学んだ有機化学を発展させ、後半では生理活性化合物や天然物の合成について学ぶ。

※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。
(JABEE学習・教育到達目標)
「システムデザインプログラム」
(A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容
(c),(d):◎
(b),(e),(g):○

<授業計画及び準備学習>
1.天然物合成と医薬品開発
2.立体選択性、位置選択性、化学選択性
3.カチオン中間体を経由する転位反応
4.カルベン・ナイトレンを経由する転位反応
5.アニオン中間体を経由する転位反応
6.シグマトロピー反応
7.ジアステレオ選択的反応
8.エナンチオ選択的反応
9.官能基の保護
10.逆合成戦略
11.天然物合成各論:セコスリキシドの全合成
12.天然物合成各論:ベンツリシジンの全合成
13.学習成果の確認(試験)
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法及び水準>
試験、課題から総合的に判断する60点以上の者を合格とする。

<教科書>
なし

<参考書>
「有機合成化学」檜山爲次郎・大嶌幸一郎 編著(東京化学同人)

<オフィスアワー>
木曜日18時から19時(17-357)


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