2016年度工学院大学大学院・化学応用学専攻
有機反応特論(Advanced Study on Organic Reaction)[2304]
2単位 安井 英子 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 有機合成化学でしばしば用いられる、金属試薬を用いた反応について学ぶ。講義で取り上げた反応について、有機電子論の矢印を用いた反応機構を書けるようにする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 講義説明、有機金属を用いた反応の導入
2 Pd@ 鈴木―宮浦反応 3 PdA Heck反応 4 PdB 根岸カップリング 5 PdC Stilleカップリング 6 PdD 薗頭反応 7 PdE 辻―Trost反応 8 PdF Wacker酸化 9 Ru@ メタセシス反応 10 RuA 野依不斉水素化反応 11 Ni NHKカップリング 12 Co Pauson-Khand反応 13 Cuを用いた反応 14 テスト 15 講評
- <成績評価方法及び水準>
- 提示した反応機構を理解したうえで、暗記する。反応機構を書くテスト問題において、60点以上で単位を認める。
- <教科書>
- 指定なし。プリントを使用予定。
- <参考書>
- 演習で学ぶ有機反応機構−大学院入試から最先端まで− 有機合成化学協会編集 (化学同人)
有機金属化学 中沢浩・小坂田耕太郎 編著 (三共出版)
- <オフィスアワー>
- 後期火曜日 15時35分〜17時20分 17号館 306室にて、相談、質問を受け付けます。
簡単な質問は授業後の教室でも受け付けます。
- <学生へのメッセージ>
- 反応機構のパターンが身につくと様々な分野に利用できます。しっかりとした基礎を身につけましょう。
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