2016年度工学院大学大学院・機械工学専攻

システムインテグレーション特論(Advanced Course of System Integration)[2402]


2単位
羽田 靖史 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/19

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
機械システムの一方の主役であるソフトウェアは、正確性(correctness)、拡張性(extendibility)、頑健性(robustness)、再利用性(reusability)などの品質を向上させる必要がある。
本講義では、講義と実習形式で品質の良いソフトウェアを実装する考え方と、代表的なソフトウェアアルゴリズムを解説し、その一部を実装する。

<授業計画及び準備学習>
コンピュータの基礎と機械システム、アドレスとポインタの基本
OSと開発環境、計算と計算量
フィルタコマンド
シェルスクリプトと正規表現
プログラムの作り方
実行時引数の利用
マルチプロセスの利用
ソケットプログラミング
信号処理
乱数の利用
最小二乗法
ベイズ推定とカルマンフィルタ
クラスタリング
固有値・固有ベクトルの利用
グラフ探索

<成績評価方法及び水準>
毎回の実習結果を元に評価する。

<教科書>
特に指定しない

<参考書>
C言語またはC++言語の習得は終了していることが前提となる。未修得者は独習のこと。
高橋 麻奈 (著)「やさしいC」,ソフトバンククリエイティブ,ISBN-13: 978-4797370980
など、各自手持ちの参考書でよい。

<オフィスアワー>
新宿、火曜日、17時20分〜19時、A1773室またはA1661室にて対応する。
その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。
メールアドレスは had@cc.kogakuin.**.** である。

<学生へのメッセージ>
ソフトウェアはシステムの重要な構成要素であり、研究ツールでもあります。使いこなすことでシステムの性能向上、開発時間の短縮、実験データの正確な取得、研究の評価などが可能となります。がんばりましょう。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved.