2015年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻

環境マネジメント工学特論(Environmental Management)[4102]


2単位
稲葉 敦 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
企業の環境活動の現状を知り、あるべき姿を考察する。企業人として、また社会人として、企業と社会、それを構成する人間の関係を考える。以下の到達目標を達成する。
・ISO/TC207で定められている環境マネジメントのツールについて基礎的知識を得る。
・企業の環境マネジメントのあり方を考える能力を得る。

※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。

(JABEE学習・教育到達目標)
「システムデザインプログラム」
(A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎
(B)幅広い視野を身につけるための関連領域(技術経営,知財,マネジメント等)に関する知識と認識をもち,高度なオペレーション能力を身につけた人材を育成します:◎

JABEE基準1の(2)の内容
(c),(d),(e):◎
(a),(b),(g),(h),(i):○

<授業計画及び準備学習>
以下の項目についての講義を行う。
1.環境問題の歴史(復習)
2.環境問題と企業の関係(概要)
3.環境倫理
4.環境に関するリスク
5.CSRとガバナンス
6.ISO/TC207の構成
7.EMS
8.LCAの枠組み
8.LCAの実施方法
9.環境ラベル
10.環境影響の統合化
11.環境効率
12.カーボンフットプリント
13.循環型社会
14.持続可能な消費
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
3、4回程度のレポート提出(合計20点)と試験(80点)で評価する。講義の周辺を自分で調査することと、そこで得たこと並びに考えたことの報告を重視する。

<教科書>
特に指定しません。

<参考書>
適宜指示します。

<オフィスアワー>
新宿19階1977です。a-inaba@cc.kogakuin.ac.jpで予約してください。

<学生へのメッセージ>
企業の環境活動のあるべき姿について一緒に考えましょう。


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