2015年度工学院大学大学院・情報学専攻

教育情報システム特論(Information and System Engineering in Education)[5601]


2単位
米澤 宣義 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
 教育あるいは学習の支援環境を形成するコンピュータとネットワークのシステムを教育情報システムと呼ぶ。この教育情報システム分野の研究においては,システム構築のためのソフトウエアならびにネットワーク技術と教育・学習に関する理論やモデルの知識が必要となる。本講義はソフトウエア技術ではなく教育情報システムの実例と数理モデルならびに評価分析に関する基礎を教授する。

<授業計画及び準備学習>
1.学習システムの実例
2.教材構造、有向グラフ基礎演算
3.復習課題生成アルゴリズム
4.有向グラフ比較のための距離概念
5.認知マップの類似度
6.学習ナビゲータ
7.多肢選択問題、情報量、エントロピー
8.データの尺度水準、属性の散布図、属性の有効性
9.属性間の関連性
10.S-P表分析法と注意係数
11.IRS分析法
12.教育と意志決定、教育過程の数式化
13.〜15.マルコフ過程とコスト

<成績評価方法及び水準>
各講義で行う小テストとレポートで評価する。
出席に関しては学会に関する欠席以外は減点の対照とする。
定期試験は行わない。

<教科書>
資料を配布する。

<参考書>
特になし。

<オフィスアワー>
時間を固定するのではなく予約メールで柔軟に対処します。


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