2015年度工学院大学大学院・情報学専攻

色彩情報処理特論(Color Information and Processing)[4211]


2単位
市原 恭代 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
大学院情報学専攻の学生を対象に、院生個々の専門に応じた色彩認知科学の知識と測色管理技術を身につける。

<授業計画及び準備学習>
色覚の基礎研究を軸に測色技術を応用として学んでいく。

1 3原色とは何か
2 3刺激値
3 色の見える仕組み1
4 色の見える仕組み2
5 色の見える仕組み3
6 標準の光源
7 標準色覚者
8 国際照明委員会による色彩管理の仕組み
9 等色関数XYZ
10 均等色空間
11 表色系1)
12 表色系2)
13 色の対比
14 知覚的等歩度
15 まとめ

<成績評価方法及び水準>
測色の演習結果の発表またはレポートによって評価する

<教科書>
特に指定しない。専攻によって参考書の中から適宜、推薦する。

<参考書>
色彩学入門-色と感性の心理- 東京大学出版社
色の常識 JIS使い方シリーズ 日本規格協会
色彩工学の基礎 朝倉出版

<オフィスアワー>
メールで連絡してください。
適宜時間を取ります。
ichihara@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
色は物理量と心理量の両方の側面を持っています。
色彩は情報学としてもたいへん面白いので、各自の研究内容に応じて知識と技術を身につけてください。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2015 Kogakuin University. All Rights Reserved.