2015年度工学院大学大学院・情報学専攻

マルチセンサデータ処理特論(Multi-sensor date analysis)[3104]


2単位
浅野 太 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
複数のセンサを用いて観測したデータを解析することにより、信号源の分布や環境・システムの状態などを推定することができます。この解析技術は、レーダー・ソナー、通信、ロボット、地震など、広い分野に応用されています。この授業では、解析に用いる基礎技術を紹介します。

<授業計画及び準備学習>
1 マルチセンサデータ処理とは
2 線形代数学の復習
3 確率統計学の復習
4 信号処理の復習
5 データの物理モデル
6 推定法の基礎
7 適応フィルタ
8 スペクトル推定法
9 部分空間法
10 高次統計量を用いる方法  
11 EMアルゴリズム
12 信号源追跡 - カルマンフィルタ
13 信号源追跡 - パーティクルフィルタ
14 主成分分析と独立成分分析
15 これまでの復習

<成績評価方法及び水準>
成績はレポートにより評価します。60%を合格水準とします。

<教科書>
なし

<参考書>
浅野太著 「音のアレイ信号処理」 コロナ社 ISBN978-4-339-01116-6

<オフィスアワー>
居室はA2313です.質問などは,asano@cc.kogakuin.ac.jpまでメールして予約してください.


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