2015年度工学院大学大学院・建築学専攻

人間環境計画特論(Theory of Global Environmental Architecture)[5103]


2単位
境野健太郎 准教授  
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
本講義は、人間と環境の関係を一体的に理解し、安全で快適な人間環境のあり方を持続可能な共生の視点により捉え、新しい社会を創造する力を涵養することを目的とする。そのために、人々が暮らす「住まい」から「地域」や「都市」に至る人間環境に存在する課題を取り上げ、風土や地域文化に根差した環境親和性の高い解決手法を探ることを通して、複眼的思考の修得と実践的提案力の獲得が具体的な到達目標となる。

<授業計画及び準備学習>
本講義は、人間環境に関する基礎知識について学習する講義形式の授業と、各自が調べ、考え、まとめてきた内容を発表し、議論をすることで人間環境に関する理解を深める発表形式の授業を、並行して行う。
今年度の講義では以下のテーマを扱う予定である。
・「人間環境」について(ガイダンス)
・低環境負荷社会における環境親和性と豊かさ
・地域文化の継承とサステナビリティ
・超高齢社会における成熟と衰退
・障害と屋外公共空間
・災害と人間環境

<成績評価方法及び水準>
レポートと演習中の発表により総合的に評価する。

<教科書>
なし

<参考書>
講義の中で適宜紹介する。

<オフィスアワー>
講義の前後
または
事前にメールにて連絡すること。


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