2015年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築設計4(Studio Work 4)[2606]


2単位
藤木 隆明 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
飯島 直樹 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
横田 歴男 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
「建築デザイン」スタジオと「インテリアデザイン」スタジオに分かれて、大学院にふさわしい、より専門的な課題に取り組む。

「建築デザイン」スタジオでは、環境に配慮した建築についてのより高度な設計を行うための方法論と問題意識を養うことを目的としてこれまでに取り組んだ設計課題をブラッシュアップしつつ、最終的に「自分が何者でこれから何をしようとしているのか」を具体的に示すことのできる総合的なプレゼンテーション能力を身につけてもらうことが到達目標である。

「インテリアデザイン」スタジオに関しては、飯島直樹教授のシラバスを参照のこと。

<授業計画及び準備学習>
「建築デザイン」スタジオは以下のとおり。
自分がこれまでに設計してきた作品を一冊の美しい本にまとめ、総合的なプレゼンテーション力を養う。この過程の中で、過去の自分の作品を、地球環境配慮型の建築に設計し直すことを求める。この他、短期課題として、新しい設計技術であるパラメトリック/アルゴリズミック・デザインの手法についても学ぶ。
1冊の本にまとめるには、「編集」という作業が必要となる。また、装幀などのブックデザインも含めてトータルなデザイン作業が求められる。準備学習としては、まず最初に、さまざまな美しい本について調べ、参考となるような本を見つける事が先決であろう。

「インテリアデザイン」スタジオに関しては、飯島直樹教授のシラバスを参照のこと。

<成績評価方法及び水準>
60点以上の者を合格とする。ただし、中間提出が未提出の者は、最終提出を認めないので注意すること。

<教科書>
特に指定せず必要に応じて資料を配布する。

<参考書>
日本建築学会編『ソーラーアーキテクチュア・デザインブック』(彰国社)
Aqua-scape: The Nature-oriented Architecture of Ryumei Fujiki
新しい環境建築の考え方や可能性の詰まった1冊です。イギリスで出版された本ですが、生協でも入手することができます。地球環境問題に意識的な建築家志望の学生には是非読んでもらいたいと思います。

<オフィスアワー>
授業終了直後適宜。fujiki@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
今年度から、建築家の横田歴男氏が非常勤講師として指導に加わります。


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