2015年度工学院大学大学院・建築学専攻

環境マネジメント特論(Selected Lecture of Environmental Management)[1305]


2単位
漆崎 昇 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
自然環境と近年発生した環境問題を概説し、ISO環境マネジメント規格、企業活動における取組み事例を示し、環境マネジメントシステムとその重要性を理解する。また、環境問題と建築との係わりを理解し、持続可能な社会への建築のあり方に関する考察力を取得する。

<授業計画及び準備学習>
1.環境問題の歴史と各種の環境問題
2.環境問題への国際動向
3.地球環境問題
4.環境問題への企業の法対応と環境倫理
5.環境マネジメントシステム
6.環境マネジメントに関わるツール
7.環境コミュニケーションと環境経営
8.持続可能な社会と建築

<成績評価方法及び水準>
講義における課題レポート(3回)及び討議参加状況により評価。評価の割合は、レポート8、討議参加状況2

<教科書>
・配布資料

<参考書>
・レイチェル・カーソン:沈黙の春、新潮文庫、1991
・メドウズ他:ローマ・クラブ「人類の危機」レポート 成長の限界、ダイヤモンド社、1972
・地球環境研究会編:5訂 地球環境キーワード事典、中央法規、2008

<オフィスアワー>
講義後に質問、意見を受け付けます。
上記時間外でも随時質問を受け付けます。メールでの質問も可。
urushizaki.noboru@obayashi.co.jp

<学生へのメッセージ>
地球規模の環境問題がクローズアップされており、あらゆる分野の活動にとって、重大な要件になっています。これからの皆さんの活動・仕事が、持続可能な社会づくりに影響を与えることが考えられます。この講義で、環境問題の現状認識、要因などの分析及び理解力を身につけ、専門分野に役立ててもらいたい。


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