2015年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築設計インターンシップ2(Internship Program for Architectural Design 2)[0010]


4単位
木下 庸子 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
一級建築士建築士事務所に出向き、建築設計実務に関する補助業務を行う。建築設計インターンシップにおいて広範な設計業務の具体的作業に関わり、設計業務の実態を総合的に把握したことをふまえ、インターンシップ2では、より専門的な個別の実務の補助を継続的に行うことによって、専門性を備えた建築設計業務の基礎的な能力を習得することを目的とする。
実習先事務所は、本学における建築設計指導の経験があり、設計監理業務を専業とする一級建築士(非常勤講師)の主宰、または在籍する一級建築士事務所にて行われる。
その事務所において、指導担当にあたるインターンシップ教員は、本学大学院委員会で実務経験・作品等実績において、十分その指導資格があると認められた者とする。
修士2年次(合計約180時間)をインターンシップ時間とする。
公開の報告会で達成目標が確認され審査される。

<授業計画及び準備学習>
受講学生は、本学設計指導教授と指導担当一級建築士とで充分協議し、実務補助を行う建築設計に関わる専門的業務を予め具体的に定める。受講学生は、行う業務内容にしたがって達成目標を定め、実務補助の業務が終了した後に、自らの達成度を検証する。
1 補助すべき専門的な業務の確定
2 業務にともなう総合的な達成目標の作成
3 実務補助の業務実施、業務日報の作成
4 総合的な達成度の検証
5 報告会の開催・講評

<成績評価方法及び水準>
受講学生は、指導担当一級建築士の評価指導を受けながら、毎日経験した実務内容について、日報として成果・目標達成度を記録する。
指導担当一級建築士(非常勤講師)は、当初の授業計画にそった建築実務内容について指導し、毎日受講者の日報など成果を確認する。
指導担当一級建築士は、その成果を報告書にまとめ、最後に本学の大学院インターンシップ担当教授に提出する。
受講学生は、学期末のインターンシップ公開発表会において「日報内容」「具体的実務経験内容」を発表し、本学インターンシップ担当教員及び直接指導を行った一級建築士とで厳しく成績評価する。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
特に定めないが、前もって連絡をもらえれば随時対応する。


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