2015年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

画像メディア認識特論(Image Media Recognition)[4206]


2単位
陳 キュウ 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
画像メディアの理解・認識について勉強する。画像認識の本質となるパターン認識の数理について解説しながら、具体的な応用例として、顔認証、物体認識、および画像検索技術などを挙げて理解を深める。

<授業計画及び準備学習>
1. 画像処理・認識の基礎
2. パターン認識系の構成、特徴ベクトルと特徴空間、プロトタイプ
3. 学習と識別関数:最近傍決定則、線形識別関数、パーセプトロンの学習規則
4. 誤差評価に基づく学習
5. 識別部の設計:パラメトリックな学習、ノンパラメトリックな学習、識別関数の設計
6. 特徴の評価:クラス内分散・クラス間分散比、ベイズ誤り確率
7. 特徴空間: 特徴空間の変換、KL展開、線形判別法
8. 特徴空間: 部分空間法、類似度法
9. 学習アルゴリズムの一般化
10. 学習アルゴリズムとベイズ決定則
11. 画像認識の応用例(1)
12. 画像認識の応用例(2)
13. 画像認識の応用例(3)
14. 復習
15. 復習

<成績評価方法及び水準>
レポートと出席状況により総合的に評価する

<教科書>
授業の中で適当なものを指定する。

<参考書>
1. 石井 健一郎 他著,「わかりやすい パターン認識」,オーム社
2. 鳥脇 純一郎 著,「認識工学 パターン認識とその応用」,コロナ社

<オフィスアワー>
火曜日 16:30-18:00


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