2015年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

先進ネットワークアーキテクチャ特論(Advanced Network Architecture)[2206]


2単位
馬場 健一 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
前半では、情報ネットワークを設計し構築する上で重要となる階層化アーキテクチャの概念について述べ、ネットワークを介して情報がどのように伝送、処理され相手に伝えられるのか、さらにこの情報通信機能を用いてどのようなサービスが実現できるのか、それらのサービスを実現するためにどのような制御が必要かについて学ぶ。これを通して設計の際に伴うネットワーク性能とコスト間に存在するトレードオフ関係を理解し、情報システム設計のセンスを修得することを目的とする。
後半では、ユーザの爆発的な増加とともに発展するインターネットの高速化/高機能化について、ネットワーキング技術とともに、OSを含むエンドシステム構成技術、高速プロトコル技術などエンドユーザに対して高速なデータパスを提供するための超高速ネットワーク構成手法、光ネットワーク構成手法について学ぶ。これらを通じ、今後の高速化ネットワークに必要な技術を修得することを目標にする。

<授業計画及び準備学習>
1. コンピュータネットワークの構成学
2. 階層化アーキテクチャ
3. ネットワークアプリケーション
4. トランスポート層
5. ネットワーク層
6. データリンク層と物理層
7. ブロードキャスト型ネットワークのデータリンク層
8. 超高速ネットワーク構成要素
9. 高速トランスポートプロトコル技術
10. 高速エンドシステム構成技術
11. 高速ネットワークノード技術
12. 超高速ネットワークアーキテクチャ
13. 光ネットワーク伝送技術
14. 光ネットワークノード技術
15. 光ネットワークアーキテクチャ

<成績評価方法及び水準>
課題レポート、授業態度、出席等により単位認定する。

<教科書>
教科書指定なし

<参考書>
参考書指定なし

<オフィスアワー>
午前10時から午後5時(ただし講義、会議の時間帯は除く)


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