2015年度工学院大学大学院・化学応用学専攻
☆拡散操作特論(Advanced Study on Diffusional Separation Processes)[3308]
2単位 中尾 真一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 化学プロセス中の多くの移動現象は、拡散現象が基礎になっている場合が非常に多い。本講義では、いろいろな移動現象に対し、現象をモデル化し、拡散方程式をたて、数値解法で実際に解くことを目的とする。対象は物質移動とエネルギー移動とする。数値解法ではプログラミング言語としてC言語を採用し、拡散方程式を解くために必要な最小限の文法を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.物質収支、エネルギー収支の基礎
2.非定常、定常状態の微分方程式表示 3.定常一方向拡散の微分方程式(1) 4.定常一方向拡散の微分方程式(2) 5.定常二方向拡散の微分方程式 6.非定常一方向拡散の微分方程式(1) 7.非定常一方向拡散の微分方程式(2) 8.C言語の基礎と簡単なプログラミング 9.入出力ファイルと結果のグラフ表示 10.常微分方程式の数値解法とプログラミング 11.偏微分方程式の数値解法とプログラミング 12.現象の微分方程式化とその数値解(1) 13.現象の微分方程式化とその数値解(2) 14.現象の微分方程式化とその数値解(3) 15.現象の微分方程式化とその数値解(4)
- <成績評価方法及び水準>
- 適宜提出するレポート50%、期末試験50%で評価する。成績はS(100〜90点)、A(89〜80点、B(79〜70点)、C(69〜60点)、F(59〜0点)で評価し、S、A、B、Cを合格とする。
- <教科書>
- 特に指定しない。
- <参考書>
- 特に指定しない。
- <オフィスアワー>
- 特に定めません。事前にメールでアポを取ってください。
居室:八王子キャンパス7号館106号室 メールアドレス:maku@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- C言語の講義以降は、毎回ノートパソコンを持ってくること。
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