2015年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

地球環境工学特論(Over View on Global Environmental Engineering)[3206]


2単位
上山 惟一 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/10/17

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
気候温暖化問題を理解し、温暖化問題に各自がどのように向き合っていくかを考える。

<授業計画及び準備学習>
1.IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新の報告書(AR5)の中から、Working Group I, II, III のSummary  for Policymakers を輪講する。(8回程度)
2.IPCC報告書の内容を理解したうえで、地球温暖化問題をどう考えるかをまとめ、レポートに書き、提出する。(1回)
3.IPCCの主張(人類の活動の結果として現在の地球温暖化が起こった)に懐疑的な科学者達とIPCCの立場を代表する科学者と のe-mail討論記事(「資源エネルギー学会誌」2009年1号)を輪講する。(5回程度)
4.最後に、その時点で、各自が地球温暖化問題にどのように向き合って生きて行くかについて、自分の対場を自由に想定して 作文し、最終レポートとする。(1回)

<成績評価方法及び水準>
輪講での積極性(20点)、2回のレポート(各40点)とし、合計60点以上を合格とする。

<教科書>
特に指定しない。

<参考書>
IPCC第5次報告書

<オフィスアワー>
e-mailにより打ち合わせの上で対応する。e-mail アドレスは初回の講義時に知らせる。

<学生へのメッセージ>
講義で用いるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新の報告書(AR5)の、Working Group I, II, III のSummary for Policymakers のpdfファイルは、IPCCのホームページ(http://www.ipcc.ch/index.htm)から容易にダウンロードできる。


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