2014年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻
☆環境エネルギー工学特論(Environmental Energy Engineering)[2501]
2単位 雑賀 高 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 地球環境保全のためのエネルギー有効利用を目指して,技術者として知っておくべきエネルギーシステム工学の基礎を学び,エネルギー供給と地球環境問題を解決するための糸口を見出す。エネルギーと地球環境問題は一体であり,産業政策,技術開発,経済・経営を総合的に,戦略的に考えるべきである。一方,この問題は産業政策を身近に理解し,技術分野の動向とロードマップを知る機会でもある。本講義では,受講者が,環境に配慮した新しいエネルギーシステムについての開発提案を行う。
※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。
(JABEE学習・教育到達目標) 「システムデザインプログラム」 (A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容 (c),(d):◎ (b),(e),(g):○
- <授業計画及び準備学習>
- 1. エネルギー資源とエネルギーシステムの技術史
2. エネルギー変換技術 3. 水力発電技術 4. 太陽エネルギー・風力エネルギー技術 5. バイオマス・エネルギー技術 (バイオエタノール,BDF,バイオメタノール) 6. 廃棄物エネルギー 7. 水素エネルギーシステム,コジェネレーション・システム 8. 水素エネルギー社会 9. 水素製造技術 10. 燃料電池システム 11. エネルギーの輸送・貯蔵・利用技術 12. 技術的特性の評価 13. エネルギーシステムの評価 14. 持続可能な社会をささえるエネルギーシステム 15. 総合演習
- <成績評価方法及び水準>
- 演習(30点)とレポート作成(70点)の総合点が60点以上のものに単位を認める。
- <教科書>
- プリントを配布する。
- <参考書>
- 「現代エネルギー・環境論」エネルギー教育研究会編著,エネルギーフォーラム
- <オフィスアワー>
- 月曜日 10:00-12:00(新宿1712室)
上記時間外でも随時質問を受け付けます。メールでの質問も可。 メール:saika@cc.kogakuin.ac.jp
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