2014年度工学院大学大学院・情報学専攻
マルチセンサデータ処理特論[3105]
2単位 浅野 太 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 複数のセンサを用いて観測したデータを解析することにより、信号源の分布や環境・システムの状態などを推定することができます。この解析技術は、レーダー・ソナー、通信、ロボット、地震など、広い分野に応用されています。この授業では、解析に用いる基礎技術を紹介します。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 マルチセンサデータ処理とは
2 線形代数学の復習 3 確率統計学の復習 4 信号処理の復習 5 データの物理モデル 6 推定法の基礎 7 適応フィルタ 8 スペクトル推定法 9 部分空間法 10 高次統計量を用いる方法 11 EMアルゴリズム 12 信号源追跡 - カルマンフィルタ 13 信号源追跡 - パーティクルフィルタ 14 主成分分析と独立成分分析 15 これまでの復習
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は授業中に3回程度出すレポート課題により評価します。60%を合格水準とします。
- <教科書>
- 浅野太著 「音のアレイ信号処理」 コロナ社 ISBN978-4-339-01116-6
- <参考書>
- なし
- <オフィスアワー>
- 10:00-17:00
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