2014年度工学院大学大学院・情報学専攻

マルチセンサデータ処理特論[3105]


2単位
浅野 太 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/10/01

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
複数のセンサを用いて観測したデータを解析することにより、信号源の分布や環境・システムの状態などを推定することができます。この解析技術は、レーダー・ソナー、通信、ロボット、地震など、広い分野に応用されています。この授業では、解析に用いる基礎技術を紹介します。

<授業計画及び準備学習>
1 マルチセンサデータ処理とは
2 線形代数学の復習
3 確率統計学の復習
4 信号処理の復習
5 データの物理モデル
6 推定法の基礎
7 適応フィルタ
8 スペクトル推定法
9 部分空間法
10 高次統計量を用いる方法  
11 EMアルゴリズム
12 信号源追跡 - カルマンフィルタ
13 信号源追跡 - パーティクルフィルタ
14 主成分分析と独立成分分析
15 これまでの復習

<成績評価方法及び水準>
成績は授業中に3回程度出すレポート課題により評価します。60%を合格水準とします。

<教科書>
浅野太著 「音のアレイ信号処理」 コロナ社 ISBN978-4-339-01116-6

<参考書>
なし

<オフィスアワー>
10:00-17:00

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved.