2014年度工学院大学大学院・建築学専攻
室内空気環境特論(Indoor Air Environmental Special Subject)[3410]
2単位 柳 宇 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- ヒトは1日の食物、水の摂取量は約2kgであるが、空気は15kgも吸っている。さらに、その15kgのうちの10kg以上は室内の空気である。本特論は、室内空気の質と人体の健康への影響を分かり易く説くものである。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.室内空気汚染物質の種類・室内空気汚染のメカニズム
2.室内空気環境と健康(1)シックビル症候群・ビル関連病 3.室内空気環境と健康(2)基準作成方法・量-反応関係・リスク評価 4.室内汚染物質の挙動−粒子状物質 5.室内汚染物質の挙動−ガス状物質 6.室内空気質改善技術を取り入れた建築物の見学(1) 7.室内空気質改善技術を取り入れた建築物の見学(2) 8.測定法−粒子状物質 9.測定法−ガス状物質 10.室内空気質測定演習 11.室内空気質モデル−数学モデル・経験則モデル 12.室内空気質の制御方法 13.特殊環境の室内空気環境−クリーンルーム・病院・閉鎖空間など 14.総括 15.学習成果の確認(レポート)
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は期末のレポートによる評価を行うが、理由が無く、3回以上欠席した学生は履修放棄とみなす。
- <教科書>
- プリント
- <参考書>
- 室内空気清浄便覧、オーム社,定価12,600円
- <オフィスアワー>
- 随時
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