2014年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築室内気候特論(Indoor Climate)[3212]


2単位
野部 達夫 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/10/01

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
 室内の環境は様々な因子によって形成されるが、とくに熱環境と空気(空気質)環境は、空気を共通の媒体とするために、密接な関連がある。講義では室内気候という観点から建築及び設備システムの機能と意義を述べるので、諸君には両者の協調のさせかたを各自考えていただきたい。また、最近のトピックスも適宜織り交ぜて解説して諸君の興味を導き、同時に今後の方向性を明確に示したい。

<授業計画及び準備学習>
1.オリエンテーション
2.空調の歴史
3.温熱環境の物理量
4.熱環境の計測方法
5.温熱生理学
6.温熱環境の心理量
7.世論の形成過程
8.快適の定義
9.受容
10.標準有効温度
11.予測平均温冷感申告
12. その他の温冷感指標
13. 事例研究(全般空調)
14. 事例研究(パーソナル空調)
15.まとめ、今後の展望

・毎回の準備学習として、授業計画に関連する文献を検索して一通り目を通し、その全体像を把握することを求める。
・復習として、授業で不明な点の整理と、文献による理解或いは質疑を求める。

<成績評価方法及び水準>
レポート等による。定期試験は実施しない。

<教科書>
なし。資料は必要に応じてその都度配布する。

<参考書>
その都度指示する。

<オフィスアワー>
随時歓迎する。(事前に連絡されたし。)

 

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