2014年度工学院大学大学院・建築学専攻

建築設備特論(Environment Control and Mechanical Engineering in Building)[2512]


2単位
西川 豊宏 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/10/01

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
学部で習得した建築設備知識をより深化するとともに、演習を通じて建築設備設計の実務について理解する。

<授業計画及び準備学習>
第1週・オリエンテーション
第2週・設備設計概論
第3週・空調設備設計演習-1:空調設備計画と建築計画との関係を考察する
第4週・空調設備設計演習-2:熱負荷計算と空調ゾーニングの関係を理解する
第5週・空調設備設計演習-3:系統図・機器表を読み取り、設計意図を考察する
第6週・空調設備設計演習-4:搬送設備の省エネルギーについて学ぶ
第7週・空調設備設計演習-5:室内環境制御の基礎を整理し、先進事例を学ぶ
第8週・演習のまとめと事例検証(空気調和設備の視点から)
第9週・衛生設備設計演習-1:衛生設備計画と建築計画との関係を考察する
第10週・衛生設備設計演習-2:給排水負荷の計算手法とその特徴を理解する
第11週・衛生設備設計演習-3:系統図・機器表を読み取り、設計意図を考察する
第12週・衛生設備設計演習-4:搬送設備等の維持管理について学ぶ
第13週・衛生設備設計演習-5:消火設備の種類とその役割を学ぶ
第14週・演習のまとめと事例検証(衛生設備の視点から)
第15週・学習成果の確認(演習課題の復習)

<成績評価方法及び水準>
授業での演習と研究活動の内容を基にレポートを作成し、60点以上の者に単位を認定する。レポートは独創性(30%)、具体性(30%)、信頼性(40%)のウエイトで評価する。構成や内容は自ら立案し、大学院生らしいレポートを期待する。

<教科書>
「オフィスビルの空気調和・給排水衛生設備デザイン」空気調和・衛生工学会編 オーム社

<参考書>
空気調和設備 計画設計の実務の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)
給排水衛生設備 計画設計の実務の知識(改定3版) 空気調和・衛生工学会編(オーム社)

<オフィスアワー>
新宿校舎:火曜日18:00-19:00(前期)、木曜日13:00-15:00(通期)、金曜日10:00-12:00(後期)
※学内外行事により不在の場合もあるので、来訪の際は事前連絡のこと。

<学生へのメッセージ>
講義と演習を通じ、建築設備設計の実務は何かを学んでもらいたい。

 

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