2014年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻
情報通信網工学特論(Information & Communications Network Engineering)[5505]
2単位 淺谷 耕一 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 情報通信ネットワークのトレンドが理解できる幅広いネットワーク基本技術について学習する。インターネットの急速な普及により、社会における情報ネットワークの重要性が増している。インターネットは、あらゆる知的活動を行うためのツールとして定着しつつあるが、ベストエフォート型のネットワークであるためエンドーエンド間で品質保証する技術が確立されていない。次世代ネットワーク(NGN)は、電話ネットワークの品質保証と信頼性、インターネットの柔軟性を兼ね備えた新しい情報通信ネットワークインフラストラクチャとして、世界各国で鋭意研究開発が進められている。本講義では、インターネットの基本技術、テレコムネットワークの基本技術とこれらの統合であるNGNの基本技術について解説する。また、国際標準の仕組み、意義などについても適宜解説する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 情報通信の現況
2 デジタルネットワークの基礎 3 OSIモデルとインターネットプロトコル 4 ネットワーク技術の発展と歴史 5 回線ネットワークの基礎-伝送ハイアラーキ 6 コネクションレス型ネットワークとコネクション型ネットワーク 7 データグラム通信 8 ネットワークアクセス-ADSL, FTTH,ケーブル 9 ブロードバンドインターネットの動向 10 アクセス方式 11 IP電話-接続形態、ENUM 12 電話ネットワークとインターネット 13 NGN 14 世界の最新動向(1)-論文紹介 15 世界の最新動向(2)-論文紹介
- <成績評価方法及び水準>
- 課題レポート、授業に対する積極的な態度、出席等により単位認定する。
- <教科書>
- 適宜指定
- <参考書>
- 適宜指定
- <オフィスアワー>
- 金曜18時‐18時30分
- <学生へのメッセージ>
- 自分で考えることが最も重要なことです。知識から知恵へ。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|