2014年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻
☆電力システム特論(Electric Power System Engineering)[5304]
2単位 荒井 純一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 大規模なシステムである電力システムを理解するとともに,システムエンジニアリングに必要な考え方を学ぶ。具体的には電力システムのベースである潮流計算,同期発電機の理解,系統安定度の理解,最近のシミュレーションツールの理解,大規模停電と信頼度対策を理解する。
※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。
(JABEE学習・教育到達目標) 「システムデザインプログラム」 (A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎
JABEE基準1の(2)の内容 (c),(d):◎ (b),(e),(g):○
- <授業計画及び準備学習>
- 1 電力システムの特徴と役割
2 電力システムの等価回路と単位法 3 潮流計算法 4 同期発電機の定式化(1) 5 同期発電機の定式化(2) 6 発電機制御系 7 電力系統シミュレーション(1) 8 電力系統シミュレーション(2) 9 直流送電方式 10 直流送電の制御方式 11 過去の大規模停電とその原因 12 電力系統の信頼度とその維持 13 電力システムへの新技術応用(1) 14 電力システムへの新技術応用(2) 15 学習効果の確認
- <成績評価方法及び水準>
- 課題に対するレポート等により評価する.60点以上を合格とする.
- <教科書>
- なし。講義資料は必要に応じて配布する。
- <オフィスアワー>
- 金曜日16:30−18:00。予めメールを戴きたい.
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