2014年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻
☆先進ネットワークアーキテクチャ特論(Advanced Network Architecture)[2206]
2単位 馬場 健一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 前半では、情報ネットワークを設計し構築する上で重要となる階層化アーキテクチャの概念について述べ、ネットワークを介して情報がどのように伝送、処理され相手に伝えられるのか、さらにこの情報通信機能を用いてどのようなサービスが実現できるのか、それらのサービスを実現するためにどのような制御が必要かについて学ぶ。これを通して設計の際に伴うネットワーク性能とコスト間に存在するトレードオフ関係を理解し、情報システム設計のセンスを修得することを目的とする。
後半では、ユーザの爆発的な増加とともに発展するインターネットの高速化/高機能化について、ネットワーキング技術とともに、OSを含むエンドシステム構成技術、高速プロトコル技術などエンドユーザに対して高速なデータパスを提供するための超高速ネットワーク構成手法、光ネットワーク構成手法について学ぶ。これらを通じ、今後の高速化ネットワークに必要な技術を修得することを目標にする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. コンピュータネットワークの構成学
2. 階層化アーキテクチャ 3. ネットワークアプリケーション 4. トランスポート層 5. ネットワーク層 6. データリンク層と物理層 7. ブロードキャスト型ネットワークのデータリンク層 8. 超高速ネットワーク構成要素 9. 高速トランスポートプロトコル技術 10. 高速エンドシステム構成技術 11. 高速ネットワークノード技術 12. 超高速ネットワークアーキテクチャ 13. 光ネットワーク伝送技術 14. 光ネットワークノード技術 15. 光ネットワークアーキテクチャ
- <成績評価方法及び水準>
- 課題レポート、授業態度、出席等により単位認定する。
- <教科書>
- 教科書指定なし
- <参考書>
- 参考書指定なし
- <オフィスアワー>
- 午前10時から午後5時(ただし講義、会議の時間帯は除く)
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