2014年度工学院大学大学院・機械工学専攻
☆システムインテグレーション特論(Advanced Course of System Integration)[2401]
2単位 羽田 靖史 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 機械システムの一方の主役であるソフトウェアは、正確性(correctness)、拡張性(extendibility)、頑健性(robustness)、再利用性(reusability)などの品質を向上させる必要がある。
本講義では、講義と実習形式で品質の良いソフトウェアを実装する考え方と、代表的なソフトウェアアルゴリズムを解説し、その一部を実装する。
- <授業計画及び準備学習>
- コンピュータの基礎と機械システム、アドレスとポインタの基本
OSと開発環境、計算と計算量 フィルタコマンド シェルスクリプトと正規表現 プログラムの作り方 実行時引数の利用 マルチプロセスの利用 ソケットプログラミング 信号処理 乱数の利用 最小二乗法 ベイズ推定とカルマンフィルタ クラスタリング 固有値・固有ベクトルの利用 グラフ探索
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回の実習結果を元に評価する。
- <教科書>
- 特に指定しない
- <参考書>
- C言語またはC++言語の習得は終了していることが前提となる。未修得者は独習のこと。
高橋 麻奈 (著)「やさしいC」,ソフトバンククリエイティブ,ISBN-13: 978-4797370980 など、各自手持ちの参考書でよい。
- <オフィスアワー>
- 授業時間のあと対応する。その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。メールアドレスはhad@cc.kogakuin.ac.jpである。
- <学生へのメッセージ>
- ソフトウェアはシステムの重要な構成要素であり、研究ツールでもあります。使いこなすことでシステムの性能向上、開発時間の短縮、実験データの正確な取得、研究の評価などが可能となります。がんばりましょう。
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