2014年度工学院大学大学院・機械工学専攻
圧縮性流体力学特論(Advanced Compressible Fluid Dynamics)[0004]
2単位 高木 亮治 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 航空宇宙分野などで取り扱われる圧縮性を考慮した流体の解析手法について、近年発達が著しいコンピュータを用いた数値解析手法について具体的な計算例を交えて講述する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 圧縮性流体の基礎方程式
(ア) 流れの保存則 (イ) 支配方程式(オイラー、NS方程式) (ウ) 一般曲線座標での表現 2. 有限差分法と有限体積法 (ア) モデル方程式の解法 (イ) 高次精度風上法 (ウ) システム方程式の解法 3. 並列計算 (ア) 並列計算機の概要 (イ) 並列プログラミング
- <成績評価方法及び水準>
- 出席とレポートにより評価する。レポート点が60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 特に設定せず。
- <参考書>
- 「圧縮性流体解析」、数値流体力学編集委員会編、東京大学出版会
「流体力学の数値計算法」、藤井考蔵著、東京大学出版会
- <オフィスアワー>
- ryo@isas.jaxa.jp(随時受け付け)
- <学生へのメッセージ>
- 講義は基礎的な内容が主になりますが、実際の宇宙開発における活用事例なども合わせて紹介します。
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