2013年度工学院大学大学院・情報学専攻

情報通信特論(Information Communication)[5205]


2単位
篠原 克幸 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
静止画像、動画像通信における圧縮技術および圧縮に伴う画像処理を解説します。
デジタル情報通信の基盤技術である画像処理および情報圧縮の技術を習得できます

<授業計画及び準備学習>
準備学習はデジタル信号処理を学部で受講していることが望ましい。

授業計画
1.情報圧縮の基礎的考え方
2.可逆圧縮
3.非可逆圧縮
4.予測符号化
5.変換符号化
6.離散コサイン変換とJPEG静止画像符号化方式
7.エントロピー符号化
8.ベクトル量子化法
9.動画像符号化方式と動き補償の考え方
10.MPEG方式の基礎
11.MPEG方式
12.画像のWavelet変換とモスキート符号化雑音
13.Wavelet変換と画像符号化
14.監視カメラにおける画像記録の特徴
15.監視カメラにおける画像の特徴抽出および検索
16. 監視カメラにおける画像の特徴抽出および検索(2)

<成績評価方法及び水準>
<成績評価方法及び水準>
講義は演習で理解度をチェックしながら進めます。 講義中に理解度チェックを演習形式で出題します。これを試験代わりにします。またレポート課題を課します。講義中に行う演習(50%)とレポート課題(50%)により評価します

<教科書>
プリント

<参考書>
二宮著 マルチメディア伝送技術選書「画像の帯域圧縮と符号化技術」 日刊工業新聞社
村上,松本,和田 「目で見る画像圧縮」 コロナ社
安田 編著 「MPEG/マルチメディア符号化の国際標準」 丸善株式会社

<オフィスアワー>

月曜日から金曜日(水曜日を除く)(10時から6時)

 

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