2013年度工学院大学大学院・情報学専攻

分散アルゴリズム特論(Distributed Algorithms)[2306]


2単位
真鍋 義文 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
分散システムおよびネットワークシステムにおいて効率的な処理・耐故障処理を実現するためのアルゴリズム理論を学ぶ。分散アルゴリズムの基礎について学んだ後、最新の研究成果のトピックスについて輪講形式で勉強を行う。

<授業計画及び準備学習>
1 分散システムとは
  事前学習 教科書第1章
2 時刻と全域状態
  事前学習 教科書第2章
3 分散スナップショット
  事前学習 教科書第3章
4 リーダ選挙問題
  事前学習 教科書第4章
5 分散相互排除問題
  事前学習 教科書第5章
6 放送型通信アルゴリズム
  事前学習 教科書第6章
7 合意問題
  事前学習 教科書第7章
8 自己安定アルゴリズム
  事前学習 教科書第8章
9 トピックス
  最新の研究成果に関して輪講形式で勉強を行う

<成績評価方法及び水準>
輪講における発表状況および課題レポートに対する評価によって行う。

<教科書>
真鍋義文著 「分散処理システム」(仮題) 森北出版(出版予定) 

<参考書>
増澤利光、山下雅史著 「適応的分散アルゴリズム」 共立出版

<オフィスアワー>
未定。
メールで事前にアポイントメントを取ること。

<学生へのメッセージ>
インターネットやクラウドコンピューティングを支えるアルゴリズムが分散アルゴリズムです。今までにないすぐれた分散アルゴリズムが考案されれば、それは世界中で使われる可能性があります。皆さんのチャレンジを期待します。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.