2013年度工学院大学大学院・情報学専攻
☆分散アルゴリズム特論(Distributed Algorithms)[2306]
2単位 真鍋 義文 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な到達目標>
- 分散システムおよびネットワークシステムにおいて効率的な処理・耐故障処理を実現するためのアルゴリズム理論を学ぶ。分散アルゴリズムの基礎について学んだ後、最新の研究成果のトピックスについて輪講形式で勉強を行う。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 分散システムとは
事前学習 教科書第1章 2 時刻と全域状態 事前学習 教科書第2章 3 分散スナップショット 事前学習 教科書第3章 4 リーダ選挙問題 事前学習 教科書第4章 5 分散相互排除問題 事前学習 教科書第5章 6 放送型通信アルゴリズム 事前学習 教科書第6章 7 合意問題 事前学習 教科書第7章 8 自己安定アルゴリズム 事前学習 教科書第8章 9 トピックス 最新の研究成果に関して輪講形式で勉強を行う
- <成績評価方法及び水準>
- 輪講における発表状況および課題レポートに対する評価によって行う。
- <教科書>
- 真鍋義文著 「分散処理システム」(仮題) 森北出版(出版予定)
- <参考書>
- 増澤利光、山下雅史著 「適応的分散アルゴリズム」 共立出版
- <オフィスアワー>
- 未定。
メールで事前にアポイントメントを取ること。
- <学生へのメッセージ>
- インターネットやクラウドコンピューティングを支えるアルゴリズムが分散アルゴリズムです。今までにないすぐれた分散アルゴリズムが考案されれば、それは世界中で使われる可能性があります。皆さんのチャレンジを期待します。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|