2013年度工学院大学大学院・建築学専攻

鉄筋コンクリート構造特論(Advanced Theory of Reinforced Concrete Structures)[4608]


2単位
近藤 龍哉 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
鉄筋コンクリート構造設計に係る諸事について講義します。
耐震設計の進め方・耐震診断の進め方,その中で扱う「変形性能」「耐力」等について講義します。また,耐力評価式は実験式で,実験結果を重回帰分析で導いています。これを「変分問題」と捉えてフーリエスペクトルや有限要素法に講義を展開します。

<授業計画及び準備学習>

1) 鉄筋コンクリート構造設計法1(設計法の流れ)
2) 鉄筋コンクリート構造設計法2(構造特性係数について)
3) 鉄筋コンクリート構造の耐震診断1(診断法の流れ)
4) 鉄筋コンクリート構造の耐震診断2(靱性指標について)
5) 部材の終局強度
6) 鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部
7) 袖壁付き柱
8) 接着系アンカー
9) 極値について考える1(重回帰分析と耐力評価式)
10) 極値について考える2(フーリエスペクトル)
11) 極値について考える3(有限要素法)
12) 極値について考える4(鉄筋コンクリート構造の有限要素解析)
13) 輪講1
14) 輪講2
15) 輪講3

<成績評価方法及び水準>
輪講は受講生が分担して現在行っている研究を講義します。これを評価します。

<教科書>
講義に用いる資料キューポート(電子教材の配布)を介してを毎回事前に配布する。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.