2013年度工学院大学大学院・建築学専攻

木質系構造特論(Wood Structures & Timber Engineering)[2611]


2単位
河合 直人 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
木質構造の構造要素である材料、部材、接合部、耐力壁及び水平構面についてその種別と性能を学び、木質構造の持つ特徴と、それを考慮した構造設計法の基礎的な考え方を修得する。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
2.木質材料と部材
3.木質構造の接合部
4.材料試験と構造実験法
5.木質構造材料の許容応力度体系
6.木質構造の特徴と構造設計上の留意事項
7.木質構造のバラツキと性能評価
8.クリープ変形、クリープ破壊
9.接合部設計法
10.耐力壁等の種別と構造性能
11.許容応力度設計の考え方
12.木質構造のモデル化
13.保有水平耐力計算、限界耐力計算
14.偏心と水平構面剛性
15.耐震診断と耐震補強
準備学習としては、木質構造の各種構法を理解しておくこと、また、壁量計算の考え方を復習しておくこと。

<成績評価方法及び水準>
レポート課題3回程度。授業で説明した内容を理解した上で、木質構造の設計法について発展的な考察ができること。

<教科書>
プリント配布

<参考書>
「木質構造」、平井、宮澤、小松著、東洋書店
「木質構造」、杉山他著、共立出版
「木質構造設計規準・同解説」、日本建築学会

<オフィスアワー>
火曜日13:00〜17:00

 

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