2013年度工学院大学大学院・建築学専攻

鋼構造特論(AdvancedTheory of Stell Str ucture)[1704]


2単位
山下 哲郎 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
耐震工学の基本となる振動の基礎的理論を、モデル化が簡単でわかりやすい免震構造や制振構造の例を用いて勉強し、振動現象の基本的な解析方法を理解する。
メカニズムが単純明快な免震構造と、その挙動を解析する1自由度系の運動方程式から開始し、制振構造、耐震構造の順に進める。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス
2. 1自由度系の振動(1)
3. 1自由度系の振動(2)
4. 1自由度系の振動(3)
5. 応答の数値解析
6. 応答スペクトルと等価線形化法
7. 免震構造の試設計
8. マトリクス法の復習
9. 多自由度系の振動(1)
10.多自由度系の振動(2)
11.多自由度系の振動(3)
12.多自由度系の振動(4)
13.鋼構造の耐震設計(1)
14.鋼構造の耐震設計(2)
15.総復習
準備学習:講義の理解には微積分と線形代数学、複素関数に関する基本的な理解が必要。要予習。

<成績評価方法及び水準>
演習、小テスト、レポートなど提出物の水準で評価する。

<教科書>
「免震・制振構造の設計 学びやすい構造設計」日本建築学会関東支部

<参考書>
「耐震構造の設計 学びやすい構造設計」日本建築学会関東支部
「最新 耐震構造解析」柴田明徳 森北出版株式会社

<オフィスアワー>
研究室(新宿2514)にて随時可(事前に連絡)

<学生へのメッセージ>
構造設計をめざす学生向け。免震構造が耐震構造よりずっと簡単な構造であることがわかります。微積分と線形代数(行列)の基礎的事項を復習して受講すること。

 

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