2013年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

情報通信網工学特論(Information & Communications Network Engineering)[4602]


2単位
淺谷 耕一 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
情報通信ネットワークのトレンドが理解できる幅広いネットワーク基本技術について学習する。インターネットの急速な普及により、社会における情報ネットワークの重要性が増している。インターネットは、あらゆる知的活動を行うためのツールとして定着しつつあるが、ベストエフォート型のネットワークであるためエンドーエンド間で品質保証する技術が確立されていない。次世代ネットワーク(NGN)は、電話ネットワークの品質保証と信頼性、インターネットの柔軟性を兼ね備えた新しい情報通信ネットワークインフラストラクチャとして、世界各国で鋭意研究開発が進められている。本講義では、インターネットの基本技術、テレコムネットワークの基本技術とこれらの統合であるNGNの基本技術について解説する。また、国際学会、国際標準の最新動向も解説する。

<授業計画及び準備学習>
1 情報通信の現況
2 デジタルネットワークの基礎
3 OSIモデルとインターネットプロトコル
4 ネットワーク技術の発展と歴史
5 回線ネットワークの基礎-伝送ハイアラーキ
6 コネクションレス型ネットワークとコネクション型ネットワーク
7 データグラム通信
8 ネットワークアクセス-ADSL, FTTH,ケーブル
9 ブロードバンドインターネットの動向
10 アクセス方式
11 IP電話-接続形態、ENUM
12 電話ネットワークとインターネット
13 NGN
14 世界の最新動向(1)-論文紹介
15 世界の最新動向(2)-論文紹介

<成績評価方法及び水準>
課題レポート、授業態度、出席等により単位認定する。

<教科書>
適宜指定

<参考書>
適宜指定

<オフィスアワー>
午前10時から午後5時(ただし講義、会議の時間帯は除く)

<学生へのメッセージ>
自分で考えることが最も重要なことです。知識から知恵へ。

 

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