2013年度工学院大学大学院・電気・電子工学専攻

電力システム特論(Electric Power System Engineering)[4601]


2単位
荒井 純一 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
大規模なシステムである電力システムを理解するとともに,システムエンジニアリングに必要な考え方を学ぶ。具体的には電力システムのベースである潮流計算,同期発電機の理解,系統安定度の理解,最近のシミュレーションツールの理解,大規模停電と信頼度対策を理解する。

※システムデザイン専攻の履修者については以下が適用される。

(JABEE学習・教育到達目標)
「システムデザインプログラム」
(A)工学関連分野の原理・原則に関する深い知識と応用力を身につけた人材を育成します:◎

JABEE基準1の(2)の内容
(c),(d):◎
(b),(e),(g):○

<授業計画及び準備学習>
1 電力システムの特徴と役割
2 電力システムの等価回路と単位法
3 潮流計算法
4 同期発電機の定式化(1)
5 同期発電機の定式化(2)
6 発電機制御系
7 電力系統シミュレーション(1)
8 電力系統シミュレーション(2)
9 直流送電方式
10 直流送電の制御方式
11 過去の大規模停電とその原因
12 電力系統の信頼度とその維持
13 電力システムへの新技術応用(1)
14 電力システムへの新技術応用(2)
15 学習効果の確認

<成績評価方法及び水準>
課題に対するレポート等により評価する.60点以上を合格とする.

<教科書>
なし。講義資料は必要に応じて配布する。

<オフィスアワー>
木曜日13時―14時。予めメールを戴きたい.

 

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