2013年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

大気環境工学特論(Atmospheric Environment Protection Engineering)[5303]


2単位
並木 則和 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
「化学工学技士基礎」の資格を取得するため,その中の構成分野である流体工学および機械的分離,粉体工学の基礎的な計算問題を解けるようにする。

<授業計画及び準備学習>
1.講義の概要説明と単位操作における本講義の位置づけ。分散系からの粒子分離の基本形態。分離の尺度の表し方
  準備学習:学部の移動現象および環境エネルギー工学の授業内容に該当する部分を化学工学の専門書で目を通しておくこと。
2.流体静止力学の基礎式
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
3.ベルヌイの式
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
4.層流における粘性
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
5.様々な場所における層流
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
6.管内の乱流
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
7.円管内流れにおける摩擦損失
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
8.円管内の速度分布
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
9.粒径および粒径分布とその表し方
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
10.単一粒子の重力下での運動−流体抵抗と終末沈降速度−
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
11.様々な力の場での粒子の運動(遠心力,静電気力,慣性力,拡散力などによる分離速度)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
12.重力分離装置の原理(上昇流分離と水平流分離,力の場のみ用いた分離法のモデル)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
13.各種集塵装置と性能推定法I−サイクロン,電気集塵装置−
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
14.各種集塵装置と性能推定法II−慣性集塵機,エアフィルタ(力と障害物を利用した分離法)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
15.総合演習
  準備学習:今まで行った小テストの内容を復習しておくこと。

<成績評価方法及び水準>
中間レポート(50/100)および定期試験(50/150)と毎時間の小テスト(50/150)の得点を総合し,100点満点換算で60点以上を合格とする。

<教科書>
随時をプリント配布する。

<参考書>
「基礎化学工学」:化学工学会遍,培風館

<オフィスアワー>
八王子 12−203 (火,水,金,土 10:00〜18:00)
新 宿 A−1975(月,木 10:00〜18:00)
事前に電子メール(nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp)で予約を取ること。

<学生へのメッセージ>
自分で関心を持った内容は,自発的にさらに調べて欲しい。

 

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