2013年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

拡散操作特論(Advanced Study on Diffusional Separation Processes)[3308]


2単位
中尾 真一 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
化学プロセス中の多くの移動現象は、拡散現象が基礎になっている場合が非常に多い。本講義では、いろいろな移動現象に対し、現象をモデル化し、拡散方程式をたて、数値解法で実際に解くことを目的とする。対象は物質移動とエネルギー移動とする。数値解法ではプログラミング言語としてC言語を採用し、拡散方程式を解くために必要な最小限の文法を身につける。

<授業計画及び準備学習>
1.物質収支、エネルギー収支の基礎
2.非定常、定常状態の微分方程式表示
3.定常一方向拡散の微分方程式(1)
4.定常一方向拡散の微分方程式(2)
5.定常二方向拡散の微分方程式
6.非定常一方向拡散の微分方程式(1)
7.非定常一方向拡散の微分方程式(2)
8.C言語の基礎と簡単なプログラミング
9.入出力ファイルと結果のグラフ表示
10.常微分方程式の数値解法とプログラミング
11.偏微分方程式の数値解法とプログラミング
12.現象の微分方程式化とその数値解(1)
13.現象の微分方程式化とその数値解(2)
14.現象の微分方程式化とその数値解(3)
15.現象の微分方程式化とその数値解(4)

<成績評価方法及び水準>
適宜提出するレポート50%、期末試験50%で評価する。成績はS(100〜90点)、A(89〜80点、B(79〜70点)、C(69〜60点)、F(59〜0点)で評価し、S、A、B、Cを合格とする。

<オフィスアワー>
特に定めません。事前にメールでアポを取ってください。
居室:八王子キャンパス7号館106号室
メールアドレス:maku@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
C言語の講義以降は、毎回ノートパソコンを持ってくること。

 

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