2013年度工学院大学大学院・化学応用学専攻

環境システム工学特論(Environmental Systems Engineering)[1204]


2単位
岡田 文雄 特別専任教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2014/02/13

<授業のねらい及び具体的な到達目標>
本講義では地球環境悪化のメカニズムと原因を俯瞰すると共に、技術のみならず経済、社会科学の立場から問題解決の方法について論ずる。また、各種の環境シミュレーション結果を取り上げ、今後の環境予測と、どうすれば環境の悪化を防げるのかについて事例紹介をする。

<授業計画及び準備学習>
(1) 序論、講義の全体構成、21世紀の環境問題
(2) 環境問題概要、人口、食料、砂漠化、水、森林、大気環境問題、アフリカ問題、途上国の環境問題
(3) 環境経済
(4) 日本の大気環境改善(JCAPの取り組み)
(5) 地球温暖化問題
(6) 世界各国の温暖化対策
(7) まとめと討論
準備学習は不要です。

<成績評価方法及び水準>
宿題のレポート(3つ)の内容で評価します。3つを提出しない場合は、単位を与えません。授業のポイントを踏まえて更に自分の考えや感想を述べたレポートに対して高い評価を与えます。レポートはA4で1-2枚程度とし、締切日までにメールで送付してください。

<教科書>
指定のものはありませんが、レスター・ブラウン著の「Plan B」の最新バージョンを読んでいただきたいと思います。

<学生へのメッセージ>
毎回授業のポイントをまとめたハンドアウトを配ります。板書はほとんど行いませんので、授業のスピードは早く、盛りだくさんの内容になっています。授業中のQ&A、レポートの紹介などによりインタラクティブな授業にしたいと思います。

 

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