2012年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻
☆ネットワーク情報システム特論(Distributed Systems and Networks)[2603]
2単位 小野 諭 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- セキュリティ、ネットワーク、分散処理、などに関連した体系的な知識、新しいトピックスを講義・輪講する。
これからのIT技術者は、技術力と同じくらい英語力が必要なので、一定の量の英文を読みこなす力を養う。
今年度は、情報セキュリティの技術資格として業界標準といえる CISSP の知識分野に関する英文のテキストを輪講する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. テキスト内容の背景と概要の紹介
FISMA は、連邦情報セキュリティマネジメント法のことで、連邦政府の中で国家機密を扱わない一般的な情報システムは、この法律の規制下におかれる。本書は、FISMA に基づく情報セキュリティの認証・認可プロセスを説明したものである。 輪講に先立って、以下の項目を説明し、ディスカッションする。 -本書の背景 -目次とそれぞれの概要 -基礎概念と主要な用語
2. 受講院生による輪講 各自が興味をもった話題に基づいて調査し、輪講を行う。対象は、本書あるいは関連英文論文で日本語翻訳のないもの。
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として、院生は、各自1回輪講の発表を行う。
また、他の院生の発表を聞いてディスカッションする。 発表、出席、ディスカッションへの参加状況により評価する。
- <教科書>
- 書名: CISSP® Certified Information Systems Security Professional Study Guide (Fourth Edition)
著者: James Michael Stewart, Ed Tittel, Mike Chapple 2008 by Wiley Publishing, Inc., ISBN: 978-0-470-27688-4 (価格: amazon.co.jp で 6,416円)
- <参考書>
- 講義の中で、適宜、参考となる資料を紹介する。
- <オフィスアワー>
- 毎週木曜日2現
A1577 または、 B0530
- <学生へのメッセージ>
- 本講義は、セキュリティと分散処理に関するトピックスを英文で調査し、輪講する。本年度は、引き続きセキュリティに関する話題を扱う。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|