2012年度工学院大学大学院・システムデザイン専攻

環境エネルギー工学特論(Environmental Energy Engineering)[2501]


2単位
雑賀  高 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2012/11/09

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 地球環境保全のためのエネルギー有効利用を目指して,技術者として知っておくべきエネルギーシステム工学の基礎を学び,エネルギー供給と地球環境問題を解決するための糸口を見出す。エネルギーと地球環境問題は一体であり,産業政策,技術開発,経済・経営を総合的に,戦略的に考えるべきである。一方,この問題は産業政策を身近に理解し,技術分野の動向とロードマップを知る機会でもある。本講義では,受講者が,環境に配慮した新しいエネルギーシステムについての開発提案を行う。

<授業計画及び準備学習>
1. エネルギー資源とエネルギーシステムの技術史
2. エネルギー変換技術
3. 水力発電技術
4. 太陽エネルギー・風力エネルギー技術
5. バイオマス・エネルギー技術
  (バイオエタノール,BDF,バイオメタノール)
6. 廃棄物エネルギー
7. 水素エネルギーシステム,コジェネレーション・システム
8. 水素エネルギー社会
9. 水素製造技術
10. 燃料電池システム
11. エネルギーの輸送・貯蔵・利用技術
12. 技術的特性の評価
13. エネルギーシステムの評価
14. 持続可能な社会をささえるエネルギーシステム
15. 総合演習

<成績評価方法及び水準>
演習(30点)とレポート作成(70点)の総合点が60点以上のものに単位を認める。

<教科書>
プリントを配布する。

<参考書>
「現代エネルギー・環境論」エネルギー教育研究会編著,エネルギーフォーラム

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved.